タンパク質を多く取るだけで痩せる!?

ダイエッターの方にお勧め食事の管理!

 

食事制限、あなたはどんな選択をしていますか?

今までダイエット方法として世の中に送り出されてきたものっていっぱいありますよね?

では、その中で本当に効果的なものっていくつありましたか?

無理な食事制限、栄養バランスが崩壊したことによる体調不良、等経験した事があるという方も多くいらっしゃると思います。

そんな方にこの言葉を覚えていただきたい。

それは、、、、、、

 

『食事誘発性熱産生』

 

と呼ばれるものです。

簡単に説明しますと、ご飯を消化するときにもエネルギーを使ってるよって事です。

食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度になります。食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです。
加齢や運動不足で筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく食事誘発性熱産生も低下します。逆にトレーニングで筋肉を増やすと食事誘発性熱産生は高くなるとされています。

e-ヘルスネット参照

 

少しわかりにくいので具体例を出してみましょう。

 

1日に食べるカロリーがそれぞれ

Aさん タンパク質 150g  炭水化物 250g  脂質 45g

Bさん タンパク質 50g  炭水化物 350g  脂質 45g

 

と食事の摂取カロリーの違う2人がいるとします。総摂取カロリーはどちらも

 

Aさん 150×4+250×4+45×9=2005kcal

Bさん 50×4+350×4+45×9=2005kcal

 

で、同じ摂取カロリーになります。

(タンパク質は4kcal 炭水化物は 4kcal 脂質は9kcal としてます)

 

ではAさんの1ヶ月,半年,1年の食事誘発性熱産生で消費される熱エネルギーを計算すると

 

1ヶ月 約6015kcal=体重 約835g

半年 約36090kcal=体重 約5kg

1年 約73183kcal=体重 約10kg

 

一方、

 

Bさんの1ヶ月,半年,1年の食事誘発性熱産生で消費される熱エネルギーを計算すると

 

1ヶ月 約4800kcal=体重 約670g

半年 約28800kcal=体重 約4kg

1年 約57600kcal=体重 約8kg           1kg=7200kcalで計算

 

となります。 

たった一つの栄養素(タンパク質)を意識するだけで1年で2kgもなかったことになるのです。

 

今は炭水化物の方が安価で手に入りやすく、ついつい手にとってしまいタンパク質の量が少なくなってしまう。

そんなにいっぱい食べられないよ。という方は、

是非、プロテインを一部食事のメニューに追加して見てください。

 

 

昔のプロテインとは違って、味もとても美味しく、甘いものを食べたいときに飲んでも満足できる味になっています。

食事メニュー考えるのさえめんどくさい、というあなたには今までの食事の一部をプロテインに置き換えるだけでもいいと思います。

 

プロテインを食事のメインにしてはいけません。あくまでもサポートとしてください。

 

例えば、

ご飯半分減らしてプロテインを飲む

おかずの揚げ物を2,3個減らしてプロテインを飲む

間食のデザートやお菓子をプロテインに代える

などです。

これするだけでタンパク質の量を確保できますし、カロリーの節制にも繋がります。

 

 

この食事誘発性熱産生をあげる食事と同時に意識すると良いのが食事をゆっくり食べ、良く噛んで食べることです。

 

これらを意識しているだけで今までよりも太りづらい生活

 

または

 

タンパク質を多く取る食事という事で筋トレをしたらすぐに筋肉が付きやすい食事

 

となり

 

筋トレしないともったいない!

 

という気持ちになれるのではないでしょうか。

 

 

 

さあ、体動かすのはきついから嫌。というそこのあなた。まずは食事誘発熱産生を意識した生活を送って見てはいかがでしょうか。

(筋トレも一緒にした方が効果が出るのは早いですよ。笑)